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5件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1947-10-27 第1回国会 衆議院 司法委員会 第50号

何も民主主義といえども、家の存置、あるいは家督相續制度そういう名前はよろしくないかもしれませんが、家を立てて守つていくという人をはつきりときめるような制度はできないものであろうか、これだけは殘せないものであろうかと、非常に案じでおるのであります。さらにアメリカ人なども、日本の家族制度美點をみて、こうした家を守つて一人の人が立てていく。

山口好一

1947-09-19 第1回国会 参議院 司法・農林連合委員会 第1号

而して新憲法の施行せられております今日、古き家督相續制度の觀念から脱却すると共に、新憲法の理念に立脚し、新たなる觀點より農業社會的生力發展の基盤を確保するために、農業資産の相續について民法の特例法を制定せんとするのか、即ち本法案提案の理由の骨子であります。  以下法案の主要なる内容について概略を御説明申上げたいと存じます。  

井上良次

1947-08-21 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第2号

この家庭内における男女不平等の存在を消滅せしめて、隷属から女性を解放せしめますためには、どうしてもこの家督相續制度を廢止することが必要であると存じます。しかしこの制度の廃止によつて根本的な男女不平等の根源は除去されましても、ほかのいろいろな部面で法律に女子の地位が弱くなつていて、あるいは不平等を起しやすいような制度がある。

田邊繁子

1947-08-21 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第2号

歴史上から考察いたしましても、家督相續制度の前提をなす家族制度は、近代におけるわれわれの自覺と、産業革命以後における経済的變動によつて、崩壊しつつあるのでありまして、わが國におきましても職業と家柄、かばねの制は早くすたれて氏となり、氏はわかれて苗字となり、家名を表すその苗字さえも、江戸時代には、一般大衆には認められなかつたのであります。

服部美登

1947-08-16 第1回国会 衆議院 司法委員会 第22号

あるいはここへ家督相續制度という言葉を入れれば入れるくらいのものでありまして、そういつたことはいいですけれども、これが全然意味のわからないものにもしなるとするならば、非常に演説する人もやりにくくなるしするから、何も表面に押えられている問題でありませんから、でき得る限りこういう家督相續制度廢止の可否というようなことでやつていただきたいと私は思います。

明禮輝三郎

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